同じもののように思われがちですが、実は全く違います。
人造大理石が粉砕した天然大理石をセメントや樹脂で固めた半人工素材である一方、人工大理石には天然大理石の成分が一切入っていません。
それぞれに長所短所がありますので、施工場所に応じて素材を使い分ける必要があります。
マーブル模様が何ともいえない高級感を醸し出す天然大理石。
その美しさから、今まで様々な建物や装飾品に用いられてきましたが、取り扱う上で考慮しなければならない点があります。
それは酸に弱いという特性です。酸性雨などに対する耐候性が低く、長期間風雨にさらされると、大理石の魅力である光沢を失ってしまいます。
お手入れの際に酸性の洗剤を使ってしまうと、同じく光沢を失う恐れがありますので、十分ご注意ください。
人工大理石は、天然大理石に比べ、寸法調整や穴開けが非常に簡単です。
設計の自由度が高いので、「施工場所を選ばない」という利点があります。
お客様のご要望にも柔軟に対応いたしますので、まずは当社にご連絡ください。
当社のイソマーブルなら、短時間であれば問題ありません。
耐熱検査では、下記のことが確認されています。
・100℃のお湯が入った鍋を10分置いた後、状態を確認したが変化なし。
・180℃の油が入った鍋を5分置いた後、状態を確認したが変化なし。
ただ、やはり人工大理石の性質上、長時間熱に晒すのは好ましくありません。
長期間大理石としての美しさを楽しむのなら、日頃から丁寧に扱われることをオススメします。